窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ドイツ6年目だとか、今後の進路だとか 今年最後のブログ更新

修士で2018年にドイツに来てから4年以上が経ちました。 それに加え、学部時代に交換留学でもドイツに1年来ていたので、全部を合わせてしまうとドイツでの生活も6年目に突入したということになります。 修士時代在籍していた大学のキャンパス なんやかんや…

あと一年弱で失業

だいぶ寒くなってきました。ドイツではいろんなところでクリスマスマーケットが開催されてます。 そんな中、そして11月の時点ですでにですが、ついに僕の雇用契約もあと1年を切ってしまいました。 契約は3年、2020年の11月スタートだったので、いよいよ最…

お久しぶりでした

前回の更新が8月末ということで、だいぶ更新に期間が空いてしまいました。 いろいろとわちゃわちゃしてたのですが、特に10月の頭にパソコンが動かなくなってしまったのが大きかったです。 その10月には自分のPhDプロジェクトの大本の会議がありまして、イタ…

北海道での二週間

前々回は、日本に4年弱ぶりに帰国し、一か月研究(その間コロナにかかる)していたことについて書きました。 madonosotokun.hatenablog.com 今回はその後の北海道二週間滞在について書いていきます。 とにかくあわただしい二週間でした。 なんせ4年間やっ…

初めての学会(スイス)

今月は一週間ほど、スイスで開催された微生物学の学会に参加してきました。 僕にとっては初の学会参加・発表です。(スイスに行くのも初でした) 参加者としましてはおおよそ2,000人がいたようで、会場に行けば周りみんな微生物学の研究者ということで驚きま…

日本での研究一か月

前回軽く書いたのですが、1か月半日本に帰っており、最初の1か月は研究を行っていました。 madonosotokun.hatenablog.com 今回帰国できたのも、もとはと言えばこの研究のために奨学金を得られたことから始まります。 分析装置が日本にあるということで赴い…

日本に帰ってドイツに戻ってきました

お久しぶりです、まどのそとです。 前回のブログの更新から2か月以上経ってしまいました。 この間に私は1か月半ほど日本に帰っていました。 最初の1か月は研究で、残りの半月を地元の方に帰るためです。 実は日本に帰国するのも修士課程のためにドイツに来…

リトリート

5月中旬に「リトリート」なるものでドイツの南西部、黒い森の方に5日ほど滞在していました。 僕のいる研究室、その他ドイツとスイスにある3つの研究室のメンバーのうち、とあるトピックに関連する微生物をやっているPhD、ポスドク、指導教員が集まりまし…

僕のドイツ修士留学は知る人ぞ知る12 終わった後と始まる前

今回がこのシリーズの最終回です。前回もう2年生後期の、修士論文提出と修了まで書いたので、今回のはおまけというか、蛇足的なものです。 madonosotokun.hatenablog.com とにかく開放感がすごかったです。2020年10月初頭に終えて、11月からまた博士課程に…

はじめて論文を書いたこと

この前論文が出版されました。 金曜日のことなんですが、シュニッツェルを一人でひっそり食べに行きましたあんまりこういったレストランには行かないのですが、実は今月に入って論文が出版されたこともあり、勝手に祝いました人生初の論文出版でして...料理…

僕のドイツ修士留学は知る人ぞ知る11 思い出してもろくでもない4学期後半

いよいよ修士論文を提出するまでの4学期後半について書いていこうと思います。 タイトルにもある通り、ろくでもない、というか、思い出したくもない時期かなって思ったりします。 研究室での実験もボチボチ4学期後半はできるようになったのですが、その時…

今月で...

ただの個人的な話ですが、修士課程でドイツに留学してから3年半が経過しました。それ以前の交換留学も足すとドイツ滞在が合計で4年半となります。 うれしい...のかな...? 北海道の田舎で生まれ、誰かとまともに英語で話したのは大学に入ってから、中学生…

ドイツ博士課程のお給料について(ただし理系)

以前に博士課程在籍中の生活費について紹介しました。 madonosotokun.hatenablog.com madonosotokun.hatenablog.com 修士課程の時と比べるとなかなか生活費が上がってしまうのですが、大丈夫なものかと...。結論から言ってしまうと、現状特に問題ないです。 …

僕のドイツ修士留学は知る人ぞ知る10 始められない修士論文と4学期前半

いよいよ修士課程最後の4学期について、修士論文をやっていた時のことについて書いていこうと思います。 時期ははっきりと覚えていないのですが、3学期後期のリサーチプロジェクトの実習を終えた後、修士論文のプロジェクトを始めるために、同じ研究グルー…

ドイツ博士課程在籍者の1年間の生活費(後半:生活費が増えた理由)

前回は去年1年間の月ごとの生活費を紹介しました。 madonosotokun.hatenablog.com 今回はどうして生活費が増えたのか、また、修士課程の時は逆にどうやって生活費を抑えていたか紹介したいと思います。 修士課程と比べると400ユーロぐらい(52,000円ぐらい)…

ドイツ博士課程在籍者の1年間の生活費(前半:修士課程時代との比較)

修士課程を終えてもう1年と4か月が経ちました。 修士課程のころは私費での留学だったため、できる限り節約をしてどうにかこうにかうまくやっていけてたんじゃないかなって思っています。 それに対して、博士課程に在籍している今は本当にありがたいことに…

僕のドイツ修士留学は知る人ぞ知る9 なんだか不穏な空気が流れ始めた3学期後半

本当は去年で終わらせたかった、僕の修士課程を振り返るブログですが、今回を含めてあと3つほど終わらせるために書く予定です。 前回は分析化学系の実習をペアでやったことについてさっと書きました。 今回は3学期の後半、リサーチプロジェクトをやってい…

2022年初ブログ

元日からだいぶ時間が経ちましたが、あけましておめでとうございます。まどのそとです。 今日まで冬休みでした。映画見たり友達のところに訪ねに行ったり、ダラーっとした16日間でした。 ただ、休み明けも月曜火曜はホームオフィスになるでしょうし、水曜日…