窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

ドイツ博士課程在籍者の1年間の生活費(後半:生活費が増えた理由)

前回は去年1年間の月ごとの生活費を紹介しました。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

今回はどうして生活費が増えたのか、また、修士課程の時は逆にどうやって生活費を抑えていたか紹介したいと思います。

 

修士課程と比べると400ユーロぐらい(52,000円ぐらい)月の生活費が増えてしまったわけですが、まず一番の要因は食費です。

 

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修士のころは一か月200ユーロ前後でどうにか過ごしていました。人によってはまだまだ全然多いだろなんて思う方もいるかもしれませんが、服とかそういったものに無頓着で全くお金をそういったことに使っていなかったのでまぁ良しという感じでした。

 

エッセンの大学には冬半期あたりはEintopfっていう、具沢山のスープみたいのが日替わりで出たりしていたのですが、これがそれ専用の器にどれだけ盛っても1.8ユーロだったので、昼ご飯は結構それを食べていました。

こぼれるギリギリまで取ってたりして傍から見ればだいぶみったくない感じでしたが、ちょろちょろやっている人もいたので気にせず食べてました。

 

晩御飯は安いスパゲッティにソースを乗っけて食べるか、スーパーでチョコチップクッキーが安くなっていたらそれを晩御飯として食べていました。糖尿病とか怖いのでもうクッキーを夜食代わりにしたくはないです...。

 

 

次は家賃です。

エッセンで修士課程の学生だった頃に住んでいた学生寮は月290ユーロと安めでした。大学から若干遠いのと、うるさいのは仕方がなかったでしょう。

それでもとにかく固定費を安く済ますことができたのはありがたかったです。WiFiはありませんでしたが、水道光熱ネット込み、家具付き、2人でキッチンとシャワールームはシェアになっていて290ユーロなのでお手頃だったと思います。

 

対して現在も一応学生寮(プライベート)に住んでいるのですが、現在は家具付き、水道光熱ネット(WiFiあり)で555ユーロです。家賃の高い街に住んでいることもあって、これでもむしろ安いところに住めているかな、といった感じです。完全一人部屋で、スーパーも近く、うるさくもないので快適です。

 

その一方で、博士課程になってから、月の生活費から除外された固定費もあります。それが保険料です。

修士課程の時は月100ユーロ前後がかかっていて、それも計算に入れていたのですが、博士課程に入って給料をもらうようになると、総支給の中から支払われるようになったので、生活費の中に入れていません。

 

 

一応、保険料分安くはなったのですが、家賃と食費の増加が圧倒的に生活費をプラスに上げていった形です。今年は去年より平均額が下がるようにしたいです。

修士の時もそうだったのですが、一年目を基準にして生活費を減らすっていうなんだかゲームに近い感覚でやっていきたいと思います。

 

今回出てきた博士課程の給料についても、もしかしたらもう少し詳しく書くかもしれません。

それでは今回はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。