窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

ビザを更新しました

先月ですが、ビザを更新してきました。何回行っても外国人局はドキドキします。どの街で申請するか、誰が審査するかとかで結構状況が変わってきたりするので、何とも一概には言えないかもしれませんが、あんまり良いイメージを持っている人は少ないかもしれません。僕もエッセンで学生ビザを取るときは、予約を取るのが大変だったりしました。とりあえず今日は、今回のビザ延長申請について振り返ろうと思います。

 

研究所のウェルカムセンター経由でビザ延長の予約を9月中旬に取れていたのですが、どういうわけか外国人局の方から直接手紙が来て、先週、10月中旬の予約が入れられました。この場合、外国人局からの予約を優先しなければいけないらしく、10月末にカナダの学会に参加する予定の僕は、申請に少しドキドキしていました。

 

というのも、それまでのビザが10月までで、外国人局で申請した際にすぐFiktionsbescheinigungを手に入れる必要があったためです。ドイツに戻ってくるのはギリギリ10月いないですが、さすがに入国審査で何か言われるような気がするので、11月以降のビザもちゃんと所持しておく必要がありました。

 

当日は時間前にしっかり外国人局に到着し、予定通り手続きが行われたのですが、おそらく向こうとしては6か月以上の滞在申請をしてくると思ってeATの手続きをする予定だったのが、僕の雇用契約と滞在申請期間がそれ未満だったため、Fiktionsbescheinigugnを作らないといけないというふうになりました。ただそれが今日には出来上がらないから、明日の朝もう一回来てください、ということになりました。

 

少し不安が残っていながらも、次の日の朝にはFiktionsbescheinigungは用意されており、5分ぐらいの会話で手続きは完了しました。無事、とりあえずは来年の4月までドイツに滞在できます。

 

その翌週にはカナダに入国し、学会に参加したわけですが、それについてはまた次回のブログで書こうと思います。

 

ビザ申請の担当となった人は、とりわけフレンドリーな人ではなかったかもしれませんが、テキパキ仕事をこなすような方で、大変感謝をしております。

今回はFiktionsbescheinigungということで、今までのカードタイプのeATとは異なり、パスポートも一緒に携帯しないといけないこととなりました。なくさないように気を付けます...。

 

何十枚も書類を準備したのですが、チェックされたのはそのうちの数枚だけでした。割とあっさりと無事に完了した今回のビザ申請でした。