窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

5年後

このブログを始めてから5年が経ちました。

 

5年前というと修士の学生としてドイツに来てから半年ぐらいが経った頃のようです。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

ものすごくざっくりと、勉強のこととか生活のこととかを書いていたようです。でもその頃のことも今でもまあまあ覚えています。

この間に修士も取れましたし、博士課程に進んで収入を得られるようにもなりました。4月からはまた給料はなくなってしまうのですが、そこまで大きな不安は今はありません。ただとにかく、博士課程を終わらせて次の働き場所を探したいです。本当にどこにいくことになるやら...。

 

4月はなんだかいろいろとやることが多くなったので、気合を入れて終わらしていこうと思います。

昨日はベルリンも20度を超えました。あんまり嬉しくないです。真夏になる前に博士を取りたいです...。

 

ブログも一応続けてこれました。更新頻度は良くて月に二回とかだとは思いますが、細々とやっていきます。そのうちブログのタイトルの「ドイツ留学」の部分が変わるかもしれませんね。

また何かあればブログで書いていこうと思います。

意味もないような不安とその向き合い方

今月で研究所での雇用契約が切れるまどのそとです。

今日はジョブセンターとの予約があったので午前中はそれに行ってきました。とはいっても、30分もしないうちに終わりましたし、来週の外国人局に行く際に持っていく文書ももらうことができました。

 

今週はジョブセンター、来週は外国人局と、研究外の手続きをしている今日この頃ですが、結局まだ博士論文のほうは提出ができておらず。来月からは失業保険が適用となる予定です。

そして博士課程後のことはいまだ決まっておらず。今後の不安みたいのはそりゃあります。

 

最近はホームオフィスも全然やらなくなりました。というのも、一人で家にいると不安がプレッシャーとなってしんどいからです。なので、研究所に行って人と会うようにしています。週末も、できればどこかしらフラフラ外出しています。

それでもまだ夜なる前とかにふっと嫌なことが頭をよぎったりするのですが、それでも今は、修士論文を書いていたころに比べると随分と落ち着いて生活ができています。何より人と話せますし、お酒を飲む頻度はその時と比べると随分と減りました。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

そんなわけで不安に思う時もありますが、そんなこと考えていたってしょうがないわけで。とりあえず今やれることはやって、不安になる時間を減らすようにしています。程よくやることを見つけて進めていく間はとりあえず不安も感じなくなります。

 

今月末に(少なくとも今所属している研究所からもらう)最後の給料をいただくことになりますが、できる限り早く博士課程を終わらせて、次の仕事場を見つけるのを願うばかりです。

あと今月末か来週末とかにガツッと飲みに行こうかな。とりあえず3年半ぐらいはただの博士課程の学生ではあるものの、給料をもらって研究所に勤めていたので、お疲れさんということで。

何かしらの区切りで祝っていられたらいいじゃない。

2023年の生活費

一応、修士課程でドイツに来てからずっと家計簿をつけていまして、2023年の分もあるので、ドイツでの生活費がどんなものか紹介していきたいと思います。

 

2021年からの3年間の生活費を月ごとにグラフにしました

 

 

データがないのは日本に一時帰国していた時です。帰国するための飛行機のチケットとか、ゼメスターチケット代などの一回で跳ね上がる費用などはここから除外しています。

基本的にはどの月も2023年の生活費が一番高くなってしまいました。9月には1,554ユーロもかかってしまいました。

物価が上昇しているのも影響していますが、それに加えて最近だと飲食にお金をより使うようになっていました。エンゲル係数でいうと2023年の平均は4割ぐらいになります。ただまぁちょこちょこ飲みに行ったりして楽しんだり気分転換もできているので良いことにしましょう。

 

今年は博士を終える予定だったり、次の職を探さないといけないといった状況にありますが、次の行き先が決まるまでは無理しない程度に節約していこうと思います。

また年を越して

久しぶりの更新になります。

 

年を越しました。一月には誕生日もあったので、そういった意味でも年を越すことができました。

博士課程のほうは終盤(のはず)で、論文も書きながら、その後の行き先もどうにか探している最中です。クリスマスあたりからガッツリ風邪をひき、年末はベッドの上で大半の時間を過ごしてしまいました。体調を崩して独りでいると、ネガティブなことが頭を多々よぎりましたが、その時期も越えました。

 

 

あんまり毎年新年の目標とかは立てないのですが、今回はちょっといくつか考えました。

 

(たぶん)簡単なほうから順にいうと、

 

1. 2025年を心身ともに無事で迎える

2. 日本に一時帰国する

3. 博士課程を終える

4. 新天地を見つける

5. 海外旅行する

 

 

案外どうにか重い病気にかかったりとかはしていないので、事故とが出なければ生きていけるんじゃないかと思っています。

次の仕事が見つからなければ「一時帰国」とかではなく単純に帰国しなきゃいけないのですが、このまま海外でやっていくのであれば、1年か1年半に1回ぐらいは日本に帰ってリフレッシュしたいです。

 

研究方面で行くと、たぶん博士課程の終わりは近く、とにかくポスドクの場所を見つけたいです。もう4つ落ちてしまっているので...。現状まだ可能性があるのは4つ。そのうち最初に結果が来るであろう1つが現状の本命です。頑張ります。

 

いずれにしても、修士を終えてからすぐに博士課程が始まったのと同様、博士課程が終わったらすぐに次の仕事が始まるような感じなので、落ち着いたら旅行とかしたいです。ヨーロッパに残れるのであれば、アイスランドスコットランドか、一週間ぐらい旅したいですね。

 

 

こんな感じで、今年も1年頑張っていこうと思います。

年末には結果的に上の5つの目標は達成できたかを確認しようかなと思います。

相変わらず更新頻度は少ないですが、今後ともよろしくお願いします。

ビザを更新しました

先月ですが、ビザを更新してきました。何回行っても外国人局はドキドキします。どの街で申請するか、誰が審査するかとかで結構状況が変わってきたりするので、何とも一概には言えないかもしれませんが、あんまり良いイメージを持っている人は少ないかもしれません。僕もエッセンで学生ビザを取るときは、予約を取るのが大変だったりしました。とりあえず今日は、今回のビザ延長申請について振り返ろうと思います。

 

研究所のウェルカムセンター経由でビザ延長の予約を9月中旬に取れていたのですが、どういうわけか外国人局の方から直接手紙が来て、先週、10月中旬の予約が入れられました。この場合、外国人局からの予約を優先しなければいけないらしく、10月末にカナダの学会に参加する予定の僕は、申請に少しドキドキしていました。

 

というのも、それまでのビザが10月までで、外国人局で申請した際にすぐFiktionsbescheinigungを手に入れる必要があったためです。ドイツに戻ってくるのはギリギリ10月いないですが、さすがに入国審査で何か言われるような気がするので、11月以降のビザもちゃんと所持しておく必要がありました。

 

当日は時間前にしっかり外国人局に到着し、予定通り手続きが行われたのですが、おそらく向こうとしては6か月以上の滞在申請をしてくると思ってeATの手続きをする予定だったのが、僕の雇用契約と滞在申請期間がそれ未満だったため、Fiktionsbescheinigugnを作らないといけないというふうになりました。ただそれが今日には出来上がらないから、明日の朝もう一回来てください、ということになりました。

 

少し不安が残っていながらも、次の日の朝にはFiktionsbescheinigungは用意されており、5分ぐらいの会話で手続きは完了しました。無事、とりあえずは来年の4月までドイツに滞在できます。

 

その翌週にはカナダに入国し、学会に参加したわけですが、それについてはまた次回のブログで書こうと思います。

 

ビザ申請の担当となった人は、とりわけフレンドリーな人ではなかったかもしれませんが、テキパキ仕事をこなすような方で、大変感謝をしております。

今回はFiktionsbescheinigungということで、今までのカードタイプのeATとは異なり、パスポートも一緒に携帯しないといけないこととなりました。なくさないように気を付けます...。

 

何十枚も書類を準備したのですが、チェックされたのはそのうちの数枚だけでした。割とあっさりと無事に完了した今回のビザ申請でした。