いよいよ修士課程最後の4学期について、修士論文をやっていた時のことについて書いていこうと思います。
時期ははっきりと覚えていないのですが、3学期後期のリサーチプロジェクトの実習を終えた後、修士論文のプロジェクトを始めるために、同じ研究グループの教授、スーパーバイザーだったPhDの人と話して、修士論文のトピックを決めました。それをコースの秘書の方に申請し、すんなり許可が得られたことによって4月の第一週から修士論文の実験を開始する...予定でした...。
そこで入ってきたのがコロナウイルスによる規制でした。
コロナによって研究室に入るのが禁止になったため、1か月ほど実験を進めることができませんでした。
実験は進めることができなくなったものの、論文を読んだり、バイオインフォマティクス系が絡んでいたこともあって、PhDの人からデータをもらって、それの分析とかをやっていました。
が、ずっと部屋にこもっていたり、人と会わなかったりすると気がめいってしまっちゃって...。
散歩とかは良かったので頻繁に一人で散歩してました。
いざ研究室に入って実験を開始できても、僕の心中は穏やかではありませんでした。
実験の開始が伸びてしまったため、修士修了も延びてしまうことになったためです。
これは結構私費で留学に来た身分としては精神的によくありませんでした。修了後どうなるかもまだ決まっていませんでした。どうやら今修士論文のプロジェクトをやっている研究室には修士課程修了後にスッと博士課程に入れさせてもらえる状況ではありませんでした。
時間・お金の両方で締め付けられているような感じでした。
当時、4学期前半のころの自分のブログとかTwitterを見てみても、ため息ばっかついてそうな内容が多かったです。
メンタル面で沈みがちであったため、実験や論文を進めるのさえもなんだか不安に感じてしまっていました。ここからさらに、後半戦は浮き沈み(特に沈み)が激しくなってしまいます。
今回はここまでです。
次々回あたりでこのシリーズも終わりになると思います。