昨日からコロナの規制強化が始まったドイツです。
ただ、春ごろの外出禁止に比べると多少は緩く、僕も一応好きなように研究室に行けている状態です。
ただ、やっぱり閉めなきゃいけない店の種類は増え、中央駅や中心街の人通りはだいぶ減りました。
昨日、研究室の方では年内最後のグループセミナーでした。
僕のところでは2週間に1回、水曜日の午後に1~2人のプレゼンが行われます。
セミナーの進行役はPhDの学生が(ポスドクの人も?)順々に回ってくることになっていて、昨日初めて僕も進行役をしました。
ただ、最近はずっとオンラインで、参加者の半数ぐらいは確か自宅から参加していたと思います。
僕自身も、最近はサンプルを培養している装置の状態確認を週末も含めて毎日点検しているだけで、今日から来週月曜日はそのために30分ぐらい、その他の時間、23日の休暇前まではホームオフィスという形になりました。
コロナの規制は来年1月10日までですが、さてどうなるでしょうか…。
とりあえず実験したいときに研究室に行ければあとは大丈夫かな、という感じです。
一応、ドイツでも年内にワクチン接種が開始されるようですしね。
さて、Twitterを見て出ていたのですが、日本でも博士課程進学者1000人に年230万円が支給されるというニュースを見ました。
月20万円弱ということですけど、そこから多分年金とかも払う形になるのでしょうか…。ってことはやっぱり都会の方になるほど死なない程度の金額ってことでしょうか?(東京とかに住んだことがないので生活費とかが良く分かりませんが…)まだ世知辛い気がします。
実はドイツに留学したのはお金の面がかなり大きくて。
学部生時代の時点でドイツは学費が無料、博士課程は給料がもらえるということを知っていたため、僕はドイツに飛びつきました。基本的に、微生物の研究ができればどの分野でも、っていう感じだったので…。あと、研究だけが人生っていう人間にはなりそうになかったので。研究者としてはダメダメですね汗
その結果、運よくうまくいって、今ではちゃんと給料をもらったりして…。
僕の場合ですが、年230万円というのは手取りだけでも超えちゃうわけなんです…。
給料でマウントを取りたいわけではもちろんないです。やっぱり博士課程に進んだら、そのころはもうほかの人は社会人を数年も経験しているわけですし、お金の不安というのは無くしたい年頃です…。
もう一回生まれ変わったとしても旧帝大とかには受からないだろうな、なんていう僕ですが、これはめぐり合わせと運が大きかったです。
学費がタダだったとはいっても家族を苦しめたのは間違いないわけで、これから徐々に返していければと思っています。
およそ3年後、博士課程を終えた後にどうなるかなんてわかりませんが…。特に何もまだ考えていませんが…。