窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

4月も終わるということで ドイツにおけるコロナウイルス患者数について調べました ③

昨日、一昨日に引き続き、ドイツにおけるコロナウイルスの感染状況をまとめました。

 

4月のまとめは今日で終わりになります。

今日はドイツ国内全体の感染者数と死者数の推移などについて書いていきます。

 

 

さっそくまずは感染者数から。

 

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4月30日報告時点でのドイツの感染者数は159,119人でした。

ただ、グラフからなんとなく見て取れるように、4月中旬からはカーブが緩やかになってきているのがわかります。

次は日ごとの新たな感染者数です。

 

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3月下旬、4月上旬をピークとして、そこからは割と新たな感染者数は減ってきています。

4月最後の5日間は2000人を切ったということで、このグラフからも感染状況は落ち着いてきているかなと言えます。

第二波は来ないでほしいです。

 

続いて、累計死亡者数です。

 

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こちらはまだ緩やかになってきているとはあまりいえない状況です。

4月30日報告時点での死者数は6288人でした。

日ごとの死者数は次のグラフです。

 

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最も死者数が多かった日は4月16日でした。

この日をピークであれば、感染者数のピークから2週間遅れぐらいとなっています。

 

ここまで、感染者数と死者数をまとめましたが、最後に回復者数を含めた4月の感染者数のグラフも載せます。

 

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感染者数の増加が小さくなり、一定的に回復者が報告されているので、4月30日時点で感染している人というのはかなり少なくなってきていると思います。

4月30日の時点で感染している人は35,619人、回復した人は約123,500人となっています。

 

 

3回に分けてドイツにおけるコロナウイルスの感染状況をまとめました。

接触制限が始まってからは、退屈どころか精神的にくる時期でしたが、徐々に緩和がされてきています。

 

5月6日は再びメルケル首相と16州の州首相が、今後の緩和について会議をするようです。

 

それに先んじて、ザクセン=アンハルト州では月曜日から、これまで2人まで外で一緒に行動できる制限だったのを、5人まで許可する緩和を行うようです。

 

悪化に転じないように気を付けなければいけませんが、コロナウイルスと向き合いながら進めていく必要があります。

 

個人的には、大学が来週から限定的に開き、僕は金曜日についに大学に行く予定です。

7、8週間ぶりです…。

本当は4月上旬に始めたかった修士論文ですが、だいぶ開始が遅くなる見込みです。

 

普通に行けば9月に修了するはずですが、おそらく10月に修了することになるでしょう…。

そうなってくると、10万円が支給されてほしいです…。

延長される一か月の生活費となります。お釣りになるくらいです。

 

海外にいるけどほしいなーって。わがままになるかもしれませんが…。

 

 

とにかく、徐々に徐々に日常に戻っていってほしいです。