窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

接触制限(Kontaktsperre)も4週目に突入 緩和はされるのか…??

あんまりよくわかっていませんが、イースターの月曜日ということでドイツは今日祝日です。

 

普段であればイースターの時はドイツのどの街もイースターの催し物を中心地とかでやっているのですが、今年はそれどころではないですね…。

 

 

さて、ドイツでは接触制限・外出禁止が4週目に突入しました。

 

 

予定ではこの制限は4月19日、日曜日まで有効とされるのですが、今週水曜日に、再びメルケル首相やドイツ各州の首相が会議をして、4月20日以降に制限を継続するのか、緩和するのか、緩和するのであれば何を緩和するのか話し合うようです。

どんな結論に至るのかドキドキしています。

 

 

僕個人的には緩和することは良いと思います。

 

ただ、あまりにも大きく緩和すると、また逆戻りしてしまうということがあると思うので、あくまで慎重に少しずつ緩和をしていくことが大切だと思います。

 

 

大規模でいうのであれば、完全にコロナウイルスが終息するまで待つのであれば、経済的にも耐えられずに死んでしまいそうです…。

ただ、緩和しすぎると4週間も我慢した若い人たちは友達とかとパーティーをやっちゃったりすると思うので、まだ「〇人以上の集会は禁止」でかつ罰金は継続する必要があると思います。

 

 

昨日のニュースを見ると、学校や大学はなるべく早く再開を、レストランなどでは席の感覚をちゃんと開けるようにするといった話も出ているようです。

ただサッカーの試合など、人が密集するのはまだ解禁しなさそうです。

 

 

昨日Twitterでも書きましたが、ここ最近のドイツでの新たなコロナウイルス発症者は鈍化しています。

 

新たな感染者・新たな死者ともに一応3日連続で減少しました。

およそ3週間ぶりに2日連続で新たな感染者数は3000人以下となりました。

死者数も減ってはいますが、まだ毎日100人以上の方が亡くなっているのが現状です。

 

 

ただもうパンデミックになった以上、若い人は緩和して仕事などの活動を再開して、高齢者の方は家に残るっていう形にせざるをえないかもしれないです。

経済と人の命のバランスが難しいとは思いますが、お金がなくても人は死んでしまいますし…。苦しい状況です。

 

 

 

僕個人といたしましては、Twitterにも書きましたが、今のところ大学の5月3日(日曜日)までの閉鎖の延長が決定しました。

こうなってくると僕の卒業も10月になってからかもしれないです。

 

大学は閉鎖したものの、学期自体は4月19日にスタートする予定で、その代わり講義はオンラインになるようです。

 

 

僕は文系の人のことは良く分かりませんが、オンラインでできるのであれば大学のある街にいる必要はないですよね。

理系で、実験とかで大学に行かないとできないコースがある人にとってはどうすることもできないですが…。

 

 

 

僕は大学の寮に住んでいるのですが、今寮にいる人って結構少ないと思います。

 

交換留学生の人は国に帰っただろうし、4月から来る人っていうのは正規留学性以外ほとんどないだろうし、ドイツ人やドイツの近くの国に住んでいる人も実家に帰っている人が多いと思います。

 

 

やれやれといった状況が続いていますが、ちょっとそんな中で嬉しいことが1つ2つ。

 

 

パーティーとかが全くないので今月の生活費はいつもより安くなりそうっていうことが1つ。

 

もう1つは、僕の寮の洗濯機は共同で、学生証のカードにお金を入れて、そのカードでお金を払うことになっています。

洗濯機は現金で使うことができず、カードの入金は大学(閉鎖中)でしかできないので、先週ぐらいからタダで使うことができています。(いつもは1回1.5ユーロ)

 

ものすごくありがたいです。おかげで普段は渋って使わない乾燥機も使わせてもらっています。

 

 

今日書くことはそんなところでしょうか?

多分また制限についての発表がでる水曜日にブログを書くと思います。

それでは。