窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

接触制限(Kontaktsperre)が発令されて三週目に入りました

3月23日から始まりましたドイツの接触制限も3週目に入っています。

 

僕といえば、ドイツ語を勉強してゴロゴロして、論文を読んだりしてゴロゴロしています。平たく言えば退屈です。

 

あまりにも暇すぎて日曜日は本当に久しぶりにランニングをしました。

何年か前に買ったiPodの機能がどれくらい正確か分かりませんが、4.5km走ったようです。ただ、体力が落ちたのを感じたので週一ぐらいは何かしら運動をしようと思いました。

 

 

論文を読んだり、と書きましたが、昨日から僕の修士論文の期間が始まりました。

大学にはまだいけないのでひたすら論文を読んだりして修士論文の序論の部分を書き始めてしまおうという魂胆です。

 

 

昨日今日と僕の住んでいる街は20℃を超え、勘弁してほしいと思うばかりです。25℃以上になると…。夏は苦手です。

 

 

昨日は用事で銀行に行ったのですが、心なしか人とか車の往来が増えたように感じます。(今のところ)4月19日まで制限がかけられていますが、天気が良いせいなのかもしれません。

 

銀行内も床にテープが張られており、並ぶときは間隔を空けるようになっていました。

 

 

ちょっと前にドイツ国内の新型コロナウイルス感染者数の推移を調べたものを書きました。

 

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

 

4月も引き続きデータを毎日確認しているのですが、昨日今日とロベルト・コッホ研究所から発表されたドイツ国内の新しい感染者数は両日ともに3月23日からおとといの4月5日のどの日の新しい感染者数よりも少なくなりました。

 

 

一昨日までの4日間は毎日だいたい6000人の感染者が発表されましたが、ここにきて少し減りました。

新型コロナウイルスの潜伏期間がたしか2週間ぐらいともいわれており、3月23日が接触制限、もしくは外出禁止の初日だったので、もしかしたらその結果が出てきているのかもしれません。

 

 

ただここで気を抜くとまた増える可能性があるので気を付けないといけないですね。

潜伏期間が2週間ということはその日の行いが影響してくるのも2週間後とかになってくると思うので、今はまだ我慢の時間です。

 

 

先日、病院で働いている友達と電話をしていたら、マスクは結構意味があると言っていました。

僕自身はいつぞやのブログでマスクに意味があるのかと疑問に思っていたのですが、医療関係者がそういうのであれば、やっぱりそっちの方が現場経験があるのでなるほどなと思いました。

 

ただやっぱり一世帯にマスクを2枚配るっていうのにはまだ僕の中では謎が残っています。

 

 

日本でもついに7都府県で緊急事態宣言が出されましたね。僕の地元の北海道はこの中から除外されましたが、道知事が早めに動いたのがよかったのかもしれません。

 

ドイツやその他欧米諸国のように罰金等が科されることは日本ではないようですが、この宣言が出されたってことの意味を理解して、あんまりウロチョロ今はしない方が良いと思います。

 

 

こうなると東京とか緊急事態宣言が出たところから地方に避難するってことが出てくるかもしれませんが、それが避難なのか拡散なのかってことが問題かもしれないです。

良ければ無症状もしくは軽い症状、ただ悪ければ死に至るワクチンのないウイルスっていうのが全く厄介です。

 

ただ、ドイツの場合ここ2日間は新しい患者が比較的減ったものの、これはたった2日間の話であって、明日とか、来週にはまたボンと増えるかもしれません。

僕の住んでいる街でもコロナウイルスで亡くなっている人がいます。

 

 

未だに僕はあんまり悲観的に考えていません。緊急事態宣言が出たからといってパニックになったり、不安になる必要もないと思います。楽観的に考えてもいいと僕は思っています。

 

ただ、「楽観的」と「軽はずみ」は全然違うもので。

自分の行動には責任を持っていきましょう。