窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

大学どころか街も外出制限されてるのに4月からどうするの?(僕の場合) その他最近のニュースを見て思うこと

外出に制限がかかってから1週間がたちました。

先週日曜日に友達と散歩に行った時以来、友達とは誰とも会ってないです。これがものすごく退屈で…。これがまだまだ続きます…。

 

以前からも話している通りで、大学は閉鎖して新学期は4月20日からの開始を予定しており、外出制限もおそらくそこまで続くようです。

外務省からはレベル2どころかレベル3にまでドイツも引き上げられ、おそらくヨーロッパにいる交換留学生や働いている人とかもそこそこ帰ってしまったと思います。

 

そんな中、渦中のドイツ、しかもコロナウイルスの感染者数がドイツ16州の中でも多いNRW州に住んでいる僕はどうなるのかって話です。

 

前々から話している通り、法的措置とかでもない限り帰国することはないです。

下手したらウイルスを日本に持ってくる可能性もあるですしね。

また、僕の実家が北海道ということで、私費で2週間隔離されるってなると、飛行機代とかも含めて帰ること自体バカバカしい話です。

特に祖父母とかに感染させるとそれこそひどい話なので、ワクチンができるまでは、ぐらいのレベルまで下手したら帰国しないかもしれないです。

 

そんな中、4月から僕は最後の4学期目、修士論文の実験とかが始まるんですが、これも実は今のところ問題がないです。

家でも論文を読むこととかできますし、それに加えて、僕の修士論文バイオインフォマティクス関連も含まれており、PhDのスーパーバイザーの人からすでに最初のサンプルだけ準備をいろいろしていたので、もうすぐその人からデータをもらって、家のパソコンでその解析をすることになります。なので、短期間であれば大学に行かなくてもできることがまぁまぁあります。

教授と話し合って、予定通り4月6日から修士論文のプロジェクトの開始になります。

大学のルールで、開始日から24週間以内に論文を提出するようになっており、今学期中に確実に終えられるということで、この日程となりました。

 

そんなわけで、ゴタゴタして退屈ではありますが、やることはそれなりにあるので、意味なくドイツに残るとか、そういったことは全くないです。

 

 

日本でいうと、今日朝起きてショックだったのが志村けんが亡くなったということです。子供の時とか、テレビでドリフターズの再放送していたのを見ていつも笑っていましたし、祖父母の家にはドリフのDVDがあって見ていました。

コロナウイルスにかかったというニュースは見ていましたが、まさかこんな形でいきなり亡くなってしまうのは本当に悲しいです。ご冥福をお祈りいたします。

 

Jリーグでいうと、ヴィッセル神戸酒井高徳選手が検査で陽性になったとか。

サッカー界でもついに罹患者が出てしまいました。

Jリーグはほかに比べて早く対応していたと思います。どうにか再開できるように事態が鎮静化するのを待つしかないですね。コンサドーレの試合が見たい…。

 

 

僕の住んでいるドイツの街はというと、300人以上の感染者が出てしまいましたが、この週末の感染者数の増加はあまり見られなかったようです。やっぱり徐々に制限の効果が出てくるのかもしれませんね。それでも、バーでコロナパーティーをやったり、街の公園で20人ぐらいが集まってヨガをやってたりとかで警察が出動したなんて話もあります。

 

明日はおそらくドイツの感染者数の推移について書くと思います。

 

東京オリンピックも延期が決定されて、どうも東京とかで感染者が増加しているようですが、「やっぱオリンピックを決行したくて感染者数を公表していなかったんじゃないか?」ってほかの国に言われないようにしてほしいですね。

 

大勢で集まるのはやめた方がいいです。外出制限はほんとに暇になります。

日本も「要請」なんかの生ぬるい感じじゃなくて、フランスみたいにがっつり罰金払わせるぐらいにした方がいいかもしれませんね。

東京は下手したらこれから大変になったりするかもしれませんね。若い人が多いですし。人災みたいにならないでほしいです…。