昨日からNRW(ノルトライン=ヴェストファーレン)州は(家族等を除く)3人以上での集まり・接触は禁止となりました。
散歩などはしても問題ないのですが、あくまで自分を含めて2人までしか一緒におられず、ほかの人がいる場所ではできれば2メートルの距離をおくようにとされています。
NRW州はまだこのような制限ですが、ミュンヘンがあるバイエルン州、ドレスデンがあるザクセン州、ザールブリュッケンがあるザールラント州の3州では外出禁止令が敷かれているようです。
ロベルトコッホ研究所の今日の朝の報告では、感染者数は昨日から4,764人増えて27,436人、死者数は28人増えて114人、ついに100人を超えてしまいました。死亡率でいうと0.4%なので、ほかの感染拡大が起こっている国に比べてまだ阻止ができているようにも見えます。
急激な感染者数の増加に見えますが、おそらく州や街によって週末の集計を週明けに出しているところがあるような気がします。
そのうちこれまでのドイツ各州の感染者数の日ごとの増加をまとめてみようと思います。
さてそんな中今日はスーパーに買い物をしに行ってきました。
接触禁止になってから初めてスーパーに行くので、どのような感じになっているかを紹介します。
ただ、これは僕が住んでいるNRW州の街の一つのスーパーに限りますので、ほかの州・街ではまた全然違う状況になっている可能性もあります。
一応写真は撮ったのですが、一人でほかのお客さんもいるのに写真を撮っているのが恥ずかしかったので、ブレてる写真もありますがご容赦ください。
まず、よくニュースである間隔を空けてスーパーの外に並んでいるというやつですが、そんなことには全然なっていませんでした。
前の土曜日初めて経験したのですが、もしかしたらみんな外出禁止になるかもしれない前に買っておこうってなったからそういう措置にしていたかもしれません(土曜日行ったスーパーはほかの街にある別な系列のスーパー(EDEKA)でした。
普段は寮の近くにあるLidlというスーパーに行っていて今日もそこに行っていたのですが、お客さんの数はいつもより少なかったです。
で、店の中ですが、
こんな感じで、少ないものは少ないですが、ニュースで見るような絶望的な品薄感には全然なっていません。なので、食べるのに困るといった感じは今のところ起きなさそうです。
写真は撮っていませんが、たしかトイレットペーパーは売られていなかったと思います。その代わり、これまた久しぶりに石鹸が売られているのを見ました。それも豊富に。
ちょっと「大丈夫かな」って思ったのはパンの写真のところ、見づらいですが黒い棚のところに売られているのは、その裏で作ったパンが売られている棚です。ここには結構パンが売られていたのですが、これ、柄の長いスコップみたいので取り出し口みたいなところにパンを移動してからは素手で取るようになっているんです。
野菜とかはまあ加熱調理すれば殺菌できますが、パンは温めないでそのまま食べるものなのでちょっと疑問にも思いました。
レジの方はお客さんが間隔を取るために床にテープが張られてあり、レジの人の前にはお客さんの咳などが飛沫しても防がれるようにプラスチックか何かの透明な板が張られていました。
マスクをしている人は見かけませんでした。
ドイツのある街ではこんな感じです。
こんな時はやることがないので散歩をしたりおいしいものを食べるぐらいしかリフレッシュできることはないですね。僕も今日はサーモンを買って晩御飯に食べてました。
まだまだ感染者数の増加傾向に変化はあまり見られませんが、先週から大学がストップ、今週から接触禁止や外出禁止になったので、4月1日とかには増加が緩やかになる兆しが出てくるんじゃないかなって期待しています。
とりあえずどうしようもないんでゆっくりしていましょう。
散歩はしてもいいし、公共交通機関を使っても大丈夫そうらしいのでまだ良かったです。
それではまた。
ずっと快晴なのになー。