窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

ドイツ版消費税MwStとは?

またまたお久しぶりです。

ドイツではサマータイムが一昨日の土曜日に終わり、日曜日の早朝から再び日本との時差が8時間となりました。

 

分析化学系の実験が毎日朝から夕方ぐらいまであり、なかなかブログの更新ができていません…。課題とかプレゼントか全く考える必要のない完全な休みが欲しい…。

 

さて、前々から書こうとしていたドイツの消費税について書いていこうと思います。

日本でも今月から10%に引き上げられ、イートインコーナーとかで持ち帰りか店内で食べるかで税率が異なるがためにクレームみたいなことをしているアホなことも案の定起きたようですね…。

 

ドイツでは日本の消費税的立ち位置にあるのが付加価値税というものです。レシートとかにはMwSt (Mehrwertsteuer: メアヴェルトシュトイアー)と書かれています。

その税率は19%、もしくは7%です。

 

食品を例に挙げます。

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前にスーパーで買い物をしたときにレシートの写真を撮っておきました。

各商品の値段の隣にAとかBとかが書いていますが、下にある通り、Aの商品は7%、Bの商品は19%の税金がかかっています。

 

7%のものは基本的に普段の食事に必要なものです。上の例でいうと、スパゲッティとか塩とかは普段料理をする際に必要なものなので、こういったものは税率が低くなっています。

対してエナジードリンクは食事上必ず必要なものとは言い切れないので19%になっています。

この線引きは結構あいまいで、たしかチョコチップクッキーみたいのは7%になっていましたが、ポテチとかは19%だったような気がします。

 

食べ物以外、生活用品などもは基本的に19%ですね。レストランとかカフェでも19%が加算されています。

 

こういう理由もあり、学生にとってドイツでは外食が高くて、自炊がおすすめされていますね。

 

残りの一年もうまく節約して生活していきたいです。