昨日のブログを見てからこちらのブログを見るとつながりがあるのでわかりやすいと思います。
(タイトルの説明部分、「一年目」から「二年目」に変えました。とりあえず報告です)
昨日に引き続きドイツの生活費についてです。
今日は各費用の詳細について書きます。1ユーロは120円で換算しています。
1.家賃 (290ユーロ ≒ 35,000円)
大学の寮に住んでいます。大学からは20分ぐらいと少し離れていますが、この大学(街)で一番安い学生寮です。
この家賃は電気代・水道代・暖房代・インターネット代すべて込みの価格なので、学生には本当にありがたい値段です。
それでも以前交換留学をしていた時は220ユーロぐらいだったので、8,000~9,000円ぐらい違うことになりますね。その時は大学まで徒歩2,3分でメチャクチャ楽でした。
2.保険料 (約90ユーロ ≒ 11,000円)
ドイツで学生ビザを申請するためには必ず加入しないといけないので避けられない出費です。僕はTK (Techniker Krankenkasse)という会社の保険に加入しています。
2018年度はだいたい90ユーロでしたが今年度は15ユーロぐらい値上がりして105ユーロぐらいになります…。今は2000円の違いも大きく感じてしまいます…。世知辛いです。
学生ビザに関わる保険なので就労ビザを申請する人とは異なってくるはずです。
ただ、ドイツの保険に入っていれば基本的に受診料はすべて保険で賄えるのでありがたいです。下のブログで初めてドイツの病院に行ったことも書いています。
3.テレビ・ラジオ代 (17.5ユーロ ≒ 2,100円)
NHKみたいに論争の隙を与えていないのがドイツのこのシステムです。
ドイツに住んでいる人はテレビ・ラジオの有無を言わさず払え!っていうもので、テレビも持っていないのにしぶしぶ払っている状況です。(後々問題になりたくもないので…)
17.5ユーロもあれば8回ぐらいMensa(メンザ、ドイツの大学の学食)に行けます…。
ルームシェアをしていればこの17.5ユーロを人数で割って払うことができます。
4.携帯代 (10ユーロ ≒ 1,200円)
O2という会社のプリペイド方式を使っています。
確か月1~1.5GBとかだったと思いますが、基本的に家にいるときは携帯は使わないし(パソコンだけ)、大学では大学のWiFiを使えるので特に困らないです。
携帯はSIMカードを携帯会社で購入して、携帯本体は家電量販店(Saturnなど)で買うことが一般的だと思います。
本体の値段はあまり渋らないようにしましょう。あまり安すぎると使い勝手があまりにも劣悪になります。
ここまでが固定の出費になります。あとの2つによって月の出費が変動します。
5.食費 (210ユーロ ≒ 25,000円)
パーティーとかでのお酒代も込みです。
ドイツの外食は基本的に高いので、レストランには行きません。
僕は朝食は基本的に取らず、昼はメンザで、夜は家で食べていました。
今は引継ぎでフライパンとかの調理道具があるのでぼちぼち料理も始めてみようと思っていますが、この一年間は冷凍ピザとかパンとかケバブ、サラダ、お菓子とかで夜食をつないできました。
まぁでも料理をせずに好きなものを好きな時に基本食べていたのでこれといったストレスはないです。
あと、食品系は比較的安く買えると思います。なのでほかのブログでもよく見ますが、自炊・家で食べるというのは海外では普通のことだと思います。
なので、パーティーもスーパーや酒屋でお酒や食べ物を買ってやるのが学生では主流だとおもいます。
6.その他雑費 (約35€ ≒ 4,200円)
シャンプーやトイレットペーパー、ノート、本など、生活用品がこの中に入っています。
少ない月は本当に少ないですし、バスのチケットを買ったりしたときには多くなりました。
ざっとこんな感じで月80,000円ぐらいで過ごすことができました。むしろ日本にいた時よりも出費が少ないと思いますが、何不自由なく過ごすことができます。
補足ですが、この中にはビザ申請用のお金やセメスターフィーなどの特殊な費用は含まれていないので、そこら辺の出費は別途かかると考えてください。
二日かけてドイツの生活費について紹介しました。
今年の目標は12か月のうち6,7か月で前年度よりも生活費を減らし、かつ一年の平均もちゃんと前年度より低くしたいなって思います。
一年目よりは要領よく生活していければと思っています。
今後もまたドイツの学生生活に書いていきたいと思っているので、今後も読んでいただけると嬉しいです。
次回はドイツの消費税(的なもの)について書く予定です。