窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

病院に行くことになりました… ドイツの病院について(初)

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これまで通算で2年間ドイツに滞在していますが、今日初めてドイツの病院に行くことになりました。そんなわけで久々のブログはドイツの病院について少し書きたいと思います。

 

事の発端は日曜日の夕方。何か少し体がかゆいなと思っていたら夜には手と腹にブワッと蕁麻疹が出ました。

その日何か特別なこともしていないし、特別なものも食べてないので何なのかよくわかりませんでしたが、とりあえず寝ればよくなろうと思ったのでその日は寝ました。そして翌朝月曜日には少し斑点みたいのは残っていたものの、かゆみはなく、蕁麻疹もすっかり引いていました。

 

これまでのブログを見ている人なら知っているかもしれませんが、平日は大学のコースを受けているので、月曜日も大学に行きました。午前中は特に何も感じなかったのですが、午後になると耳周りがかゆくなってきて大学から帰った夕方にはまたうっすらと手や腕に蕁麻疹が出てきました。

もう本当に夜はひどかった!日曜の夜は手と腹だけでしたが、月曜の夜はもう体のほとんどが真っ赤に!腕は蕁麻疹でぼこぼこになって、目の下にも腫れが…。もう明日病院に行こうと月曜の夜に決心しました。

今日の朝にはまた跡が消えるかもしれないと思っていたので写真にとってお医者さんに見せようと思って何枚か携帯で撮ったのですが…、さすがにグロテスクなのでブログには載せないです…。

 

 

そんな経緯もあって今日は朝一で大学病院に向かいました。

ここからはドイツの病院についても書きます。

 

まず、基本的にドイツの病院は予約をした方が良いです。大学病院は7時半から開き、僕はそれより前に来たのですが、予約をとっておらず(そんな時間なかった)、結果診察を受けたのは11時とかでした。長いこと待つことになるので、急な時以外は予約をした方が良いですね。

 

大学病院を選んだのはインターネットで今住んでいる街の病院を検索したら最初に出てきたというのもありますが、大学病院だから割と英語を話せる人がいるんじゃないかと期待をしていたのもありました。月曜の夜は今までの人生で経験したことのない全身のかゆみ、蕁麻疹が起きて若干パニックになっていたのもあり、ドイツ語よりもちゃんと話せる英語の方が良かったと思ったからです。

 

ただまぁこの予想は外れで、診察をしてもらった先生以外、受付の人も看護師の方もまったく英語が話せないという結末に。街や病院によってどうなるかはわかりませんが、規模の大きい病院だからと言って、ドイツでも英語は割と通じなかったというのが僕の印象です。血液検査のおばちゃんに至っては、もうあからさまにため息をついていました笑。(ドイツのおばちゃんは英語が伝わらない人は割とこんな感じの人もいます。慣れました)

 

そして10月(来月…)に新しい予約(電話だけですが)をもらって終わりました。

 

ここでドイツの保険と絡んでくる話ですが、ドイツは基本的に診察代は保険でカバーされるため、受付でお金を払うことはほとんどありません(虫歯とかはたぶん違ってきます)。学生の方はドイツの公的保険に加入することがビザの条件になるので必ず入っていますが、これにより今日の診察はすべてカバーされました。日本人的には「え、払わなくていいの?」って感じでした。

 

薬も受付ではなく薬局でもらいます。これはお金がかかりますが、ドイツの友達いわく、薬代もカバーされるときもあるようです。

 

ドイツは大学も実質無料ですし、病院も保険でカバーされるのでありがたいですね。

ただ、ビザ申請同様、「予約」は結構重要だったりして面倒な部分もあります。

 

とにかく今は処方してもらった薬を塗って錠剤を服用しましたが、昨日のこの時間よりかは大丈夫かな?って感じです。それでもまだ腕に蕁麻疹が出てきていますが…。

早く治したいですが…、アレルギーとか持ってるのかな?

 

今日はそんなところで。かゆい…。