窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

ドイツの大学の図書館 MNTとかGWとか

前回のブログで書いた蕁麻疹のことですが、薬のおかげでかなり回復しました。体中が真っ赤になることはもうないです。

 

さて、唐突にドイツの大学の図書館について書くので写真も何もないのですが、以前も書いたとおり、僕が在籍しているドイツの大学には中心となるキャンパスが2つあり、図書館は専門ごとに分かれており、なんと6つもあります。(日本の総合大学とかだとあり得る話なんでしょうか?僕は工業大学出身なので図書館が複数あること自体驚きです)

 

で、その6つの中でも一番使っている図書館の名前がFachbibliothek MNTといいます。図書館が青色の大学棟にあるので、普段はBlue libraryって言っています。Red libraryもあります。

Fachが専門分野、Bibliothekが図書館の意味です。

で、このMNTって何なんだろうなって特に気にせず使っていましたが、Mathematik (数学)、Naturwissenschaften (自然科学)、Technik (工学)の略でした。

そんなわけでゴリゴリの理系、理工学系の学生のための図書館ですが、英語の本も充実しています。

ただこの図書館は試験期間中でも日曜・祝日は休館なので、図書館に行くとすればRed libraryの方に行きます。こっちは日曜も開いています。Red libraryは正式にはFachbibliothek GW/GSWといい、Geistes- und Gesellschaftswissenschaften (精神科学および社会科学)とKunst-, Sprach- und Wirtschaftswissenschaften (芸術学、言語学と経済学)といった、人文科学・経済系の本が置かれているようです。

 

どの図書館もけっこう広いですが、試験期間中になると昼に来たら席はほとんど見つからないですね。図書館だけでなくカフェテリアや空き教室も学生が来ます。

 

本は4週間借りれます。ただし返却期限を過ぎるとお金がかかるようです。日本の時は返却が遅れた日数だけ本を借りられなくなるというシステムだったのでこちらも驚きです。

僕の大学の学生は多分全員大学のアプリをインストールしていると思うのですが、そのアプリに図書館から借りている本のリストも表示され、借りる期間を延長したいのであればスマホのワンタップだけで延長できるので、わざわざ図書館に行って延長申請をする必要はありません。便利です。

 

そんなドイツの大学図書館のちょっとした話でした。