窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

いつの間にかドイツ入国から1年が過ぎていました

そういえば去年の今ぐらいにドイツに来たんだっけ、って思ってパスポートを見たら、9月17日がそうでした。

 

日本出国の1週間前には北海道で地震が起こり、実家も2,3日停電となって不安になっていました。

 

「1年が経った」と振り返ってみると、早いなー、とは思わず、むしろ1年しかたっていないのか、って思うのはこの1年でいろいろあったからだと思います。

逆にあと1年で卒業と思うと何となくもうすぐ終わるんだろうなって不思議な感覚です。

 

この1年で一番うれしかったのは、学部生時代に交換留学をしていた大学のあるドイツの街に再び訪れて、友達、そして留学先の担当の教授に再び会えたことだと思います。

 

交換留学初めのころは就職か海外留学を悩んでいた僕ですが、留学をしていた1年で修士課程留学をすると決心し、実現することができました。友人や先生方のアドバイスや助けもあって留学を実現できましたが、その中でもこの留学先の担当の教授は、僕が正規留学を考えていると初めて相談した相手で、しかも親身になって協力をしてもらっていました。今年の四月に再開した時はそのことのお礼を直接会ってできたので本当に幸せでした。

 

いつしかブログで、留学を「点」で考えるのではなく、その後に経験を繋げるために「線」と考える必要があるなんて、「何様だ」なんて言われるかもしれないことを書きましたが、これが留学で大切なことだと考えていたので今自分がしたいことを出来ているんだと思います。

 

上で書いた僕の経験もそれにあたるものだと思いますが、例えば語学留学で本当に上達して帰ってきた人たちっていうのは留学を「線」として考えて、その後の人生に活かすと意思を持っていたからだと思います。案外「線」で考えるのは、自分でいうのもなんですが難しい時もあると思います。

 

 

ともあれ10月からは3学期目です。

その前に次の火曜日と金曜日に試験、水曜日には実験、9月30日までにはレポートを書かないといけないなどと新学期に突入する前にやることが積み重なっていますが、どうにかします。