窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

大学のドイツ語の試験を受けるのをやめようか考えている話

試験のある7月に突入となりました。

 

ここにきて考えているのが、タイトルにもある通り、ドイツ語の試験を受けるのをやめようか考えています。

 

何を言っても言い訳となるのですが、理由は以下の通りです。

 

1. ドイツ語の勉強をあまりしなかった

2. 仮に受かったとしても公式の証明書がもらえるわけではない

3. ドイツ語の試験も専門分野と同じように成績証明書に影響する

 

先学期でB2.1のコースを受け、無事に合格をしたものの、成績は3.3(ドイツの成績は1.0が最高、4.0が合格最低ラインで、不合格は5.0になります)というわけで、これが成績証明書の平均点を下げてしまいました。

合格しようが落ちようが、大学院卒業にはまったく関係のない科目ではありますが、成績表をみるとどうもモヤモヤしていました。(気にしすぎているだけかもしれません)

 

B2というとなかなかドイツ語ができる人だと思われがちですが、個人的には全然そんな実感がないんです。というのも、僕の英語の成績(IELTS)がB2レベルで、英語でさえ格段上手いわけでもないのに、英語と比較するとドイツ語のB2には懐疑的にならざるを得ないといった感じになるからです。

 

ようは日常生活でのドイツ語はまだまだ全然こなせていないのです。ここが悔しさを感じる大きな部分です。

 

そんなわけで、ドイツ語の勉強をやめるわけではありません。ただ少し時間を延ばしてじっくりやっていきたいと思っています。

具体的には来年の秋、予定通りに行けば修士課程を卒業する時期になりますが、卒業後にGoethe InstitutのB2の試験を受けようと考えています。

 

思えば3年前の今頃、僕はTestDaFというドイツ語の試験を受けていました。(機会があれば別な時にドイツ語の様々な試験について紹介します)

この試験は4技能(聞く、読む、書く、話す)の全てを行う試験で、5, 4, 3, 3未満の4段階で評定され、すべての技能で3以上を取らないと合格にはなりません。

たしか3がB2、4がB2+、5がC1レベルとほぼ同値だったと思います。

その結果、僕は

聞く: 3未満、読む: 4、書く: 3未満、話す: 3

という、なんとも微妙な結果をもらってしまいました。

 

なんやかんやこれまでドイツ語は勉強してきたものの、CEFRに対応する公式証明書をいまだに持っていないので、来年までコツコツ勉強して、B2をしっかり合格できるようになりたいと思っています。

 

そんな少しネガティブなお話でした。

こんな状況の僕ではありますが、勉強の一環としてときおりドイツ語について、学習している身として紹介していければ思っています。今後もよろしくお願いします。