前々回のブログでバイオインフォマティクスのプレゼン発表のときのことについて書きました。
成績が出るのは来年になってからかなー、なんて思っていましたが、その週の終わりにいは結果が出ました。
そんなわけで二学期目の成績について公開していきたいと思います。
ちなみに僕自身の英語力(大学院の講義・演習はすべて英語です)はIELTSでいうところのギリギリ6.5です。
1学期目の成績についても書いています。
ドイツの(僕の大学院の)成績のつけ方は、
100-96: 1.0 (Excellent)
95-91: 1.3 (Very Good)
90-86: 1.7 (Good)
85-81: 2.0 (Good)
80-76: 2.3 (Good)
75-71: 2.7 (Satisfactory)
70-66: 3.0 (Satisfactory)
65-61: 3.3 (Satisfactory)
60-56: 3.7 (Sufficient)
55-50: 4.0 (Sufficient)
49-0: 5.0 (Fail)
となっています。
それでは一つずつ書いていきます。
応用分析化学(必修・5単位): 2.0
2学期目の試験勉強で一番時間を割いたものでした。
というのも、学部生時代の分析化学の知識というのがめちゃくちゃ浅いもので、基礎の部分からやっていかないとこれはどうにもならないと思ったからです。
2.0は、善戦した方だと思っています…。
応用微生物学(必修・6単位): 2.7
現在のところ(おそらく修士課程全体でも)最低の点数を取ってしまいました。
「衛生学」と「Geomicrobiology (日本語訳だと何になるんでしょうか??)」の2つの科目が50点ずつ、合計100点の試験で、「80点行くかなー」なんて思っていたものの、この有様です…。
なんせ自分の興味のある分野が微生物なので、これはちょっと許しがたい結果となってしまいました。
環境微生物実習コース(必修・7単位): 2.0
毎週金曜日の実験コースで、レポート50点、プレゼン50点で評価されました。
レポートは案の定結構指摘がありました。(英語そのものに関する部分も…)
レポート締め切り日にはお疲れ様という意味もあって履修した学生とコースを担当したPhD、ポスドクの人でバーベキューをしました。
エクスカーション(選択・1単位): 合格
ベルギーにある研究所を見学して、それに関するレポートを書いて合格・不合格を決めるというものでした。
EUの研究所で、案内をしてくれたのはドイツやフランス、スウェーデンといった様々なEUの国の研究者の方々でした。
化学計測学(選択・2単位): 2.0
上のエクスカーションとも関連した授業でした。
単位(SI単位系)や基準物質に関するもので、実験をする際の根本的な基準に関する内容でした。
ところでSI単位系は再定義がされましたね。
安定同位体分析(選択・5単位): 2.7
このコースに関しては言うことがありません。
安定同位体分析実習コース(選択・4単位): 2.3
上の講義と関連したもので、実際に安定同位体分析を行いました。
実際の実験は一日で終わり、それで4単位をもらえるのはありがたいですが、もうちょっとちゃんと理解したかったです。
十数回の講義のトピックの中から一つを選び、それに関するレポートを6から10ページ書くというものでした。
僕はバイオデグラデーションと安定同位体分析に関する内容について書きましたが、思いのほか成績が良かった。
エコロジーとバイオインフォマティクス(選択・7単位): 1.0
夏休み期間に行われたコースで午前中は講義、午後は実習という形式でした。
最後のプレゼンに関しては上に載せた前々回のブログで書いています。
全体的にみると2点台が多く、1学期目よりも「うーん」と感じるものでしたが、最後の2つでちょっと盛り返せたかなって思います。
今週が今年最後の大学に行く週でいよいよクリスマス休暇です。
試験勉強や実験などで夏休みはほとんどなかったので、実質の長期休暇は春休みぶりになります。もう寝ます。予定とかもまぁまぁ入ってはいますが、とにかくゴロゴロしたいです。昼まで寝たいです…。
修士課程の科目もいよいよ3つの必修科目を残すところとなり、1つはもうあとは実験自体は終了してレポートとプレゼンを控えるだけ、もう1つは年明けから、そして最後の1つは修士論文という状態となりました。もう修了まで1年もありません。
とりあえず何事もなく修士取得まで行きたいです。
ブログの方も更新していけるように頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします!