ドイツ大学院生活2学期目真っ只中を過ごしている僕です。
今日はタイトルにもある通り、IELTS6.5で大学院留学をした僕が、6.5ってどういうレベルなのかというのを書いていきます。(僕のコースは授業全てが英語で行われます)
留学を考えている人であれば、大学・大学院進学のための英語スキルの証明として、IELTSやTOEFLなどを受けると思います。
大体大学院だと国にもよると思いますが、IELTSなら6.5~7.5 (英語圏ならもしかしたら8.0とかも??)が目安になっていると思います。僕が今いる大学院の目安はOverallで6.5でした。
そして僕が学部4年生(5年生)の時に取得できたIELTSのスコアがこちら
Listening: 6.0
Reading: 7.0
Writing: 6.0
Speaking: 6.0
Overall: 6.5
正しくReadingに救われたという典型的な日本人でした。まして、Overallは平均が6.25なのを繰り上げたことによる「なんちゃって6.5」なんです。
そういうわけで、僕の英語レベルは英語で授業を受ける人の中では下の下、最低レベルなんです。
とは言いつつ、やはりこの大学院が求める英語の最低要件とは「これだけあれば大学院でやっていける」というようなものなので、入ったモン勝ちです。
では実際6.5で大学院に来てどうなのか?まだ留学していない人にとってはスコアは基準ではあるものの、実際どういう感じでやっていけるか分かっていないはずです。
そういうわけでここからIELTS 6.5がどういうレベルなのかを書いていきます。(ただし理系観点からです)
まず講義についてですが、スライドを見ていれば割と把握できます。理系ということで学部時代のバックグラウンドがあればどうにかなるものです。ただし、先生が話していることは聞き取れない部分も多々あります。でも授業内容はまぁまぁ理解できます。
結構授業外でも友達と講義の話をしたり、分からなかった部分を確認したりするのでここら辺はドイツに来る前に思ったよりも授業についていけてると感じています。ただとにかく先生の話を理解するには相当集中力が必要です…。
ディスカッションやプレゼンテーションもどうにかなります。僕も最初のプレゼンテーションの時はかなり緊張しました。英語のプレゼンはそれまでほとんどやっていなかったので、ちゃんと伝わるかどうか心配でしたが、どうにかなりました。
これも数をこなしていけば慣れてきます。ただし、話すときはよくつっかえてしまいますし、質問をされたら聞き直すこともあります。
では日常生活での会話はどうでしょうか?これも来た当初はかなりてこずりましたが、これこそ慣れてきます。
おそらくこれがもし英語圏の国への留学であればもう少し苦戦したかもしれませんが、英語ができない自分にとってとにかく大事なのは、「積極的にどうにかする」ということです。
大学院がドイツでかつ、僕のクラスメイトもみんな非英語圏出身の人だけです。みんな第二言語(場合によっては第三言語)でやっているので、これが僕にとって無駄なプレッシャーを軽減できている環境だと思います。
また、多国籍なクラスである以上、出身国によってさまざまなアクセントがあるわけです。日本人の多くはアメリカ英語・イギリス英語など、ネイティブの発音ばかりを聞くと思うのですが、やっぱりいろんな国のアクセントに理解できるのが大切なんじゃないかと思います。それによって英語が世界基準後たるものになるんじゃないかと考えています。
話はそれましたが、IELTS 6.5でもどうにかできる、というのが結論です。留学する前は特に心配する人も多いとは思いますが、「何とかしてやる」というのが向上のための一歩目です。
少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。頑張っていきましょう。