今日はドイツの大学でのドイツ語の授業について紹介します。
特に理系修士課程以上の、ドイツで開講されているコースは英語ですべて受講できるようになっていることが多々あります。そのためドイツ語を全く知らなくても入学許可をもらえることがあります。
ただ、日常生活となるとドイツ語はやっぱり必須。そこで(おそらく)すべてのドイツの大学でそういった非ドイツ語圏出身の学生のためにドイツ語が開講されています。
僕の大学ではA1からC1まで幅広いレベルをカバーされており、1学期で1レベルを終わらせるといった感じです。ただし、B1とB2はそれぞれB1.1とB1.2、B2.1とB2.2に細分化されています。
もちろん学生は無料で受講することができます。
授業は週1回、3時間半で、学期末に試験があり、それを合格すれば次のレベルを次の学期や長期休暇期間中に受けることができます。
僕も先学期B2.1を受講し、ギリギリ合格したので今はB2.2の授業を受けています。周りの学生のレベルがすごいです…。
上の写真の教科書が、僕が使っているものです。値段はおよそ20ユーロと妥当なもので、文法や長文、リスニングなど、様々な練習ができるので良い教科書だと思います。
B2となるとそこそこのレベルと思われるかもしれませんが、これも少し懐疑的なとこがあります。要するに、教科書や試験ができても、日常生活だとまだまだ全然太刀打ちできないんです。
そもそも僕の英語のレベルがギリギリB2で、学生の中で下の下レベル(前回のブログ参照)なのですが、ドイツ語は間違いなく英語よりできないので…、どういうことなんだって話です。
それでもやっぱり地道にレベルは上がってきているのかな、とも思います。
海外在住をしている人、していた人で共感してくれる人がいると嬉しいですが、ちょっとした冗談とかを理解できて笑えたりすると嬉しかったりします。
そういう時にとっさの一言とかが言えればもっと上達したなと感じられると思います。
主専門のかたわらという形ではありますが、そもそもドイツにいますし、ドイツ語を話す機会は腐ってしまうほどあります。
修士課程を卒業するあたりにTestDaf (ドイツ語の試験、一度落ちた経験あり)をまた受けてみたいなとも思っています。時間があれば。
そんな、マルチリンガルにあこがれる僕の話でした。(また話がそれてる…??)