修士課程を振り返るブログの第8弾です。
ここでようやく2年目に入ります。
2年目前半はさらに前半戦と後半戦に分かれます。というのも、その前半戦は分析化学実習のみで、後半戦は各学生の好きなトピックの演習をする、リサーチプロジェクトのみというシンプルなものとなっていたからです。
今回はその前半戦の分析化学実習の時のことをあっさり書きます。
前半の分析化学実習は2人1組になって、リストに載ってある研究テーマを、分析化学系の実験グループで行っていくというものでした。僕は夏休み期間中のバイオインフォマティクス演習を一緒に取っていた友人と組になって実験をやっていくことにないました。
もともとは超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を使った実験をやるはずだったのですが、ちょうど僕たちが始める前に故障をしまして、液体クロマトグラフィー(LC)を使った実験となりました。
試料の準備とかはあるものの、それさえできればあとは機器が分析してくれるので、めちゃくちゃ実験で忙しいというわけではありませんでした。が、化学分析系が微生物系よりも苦手な僕にとっては少し苦労しました。ペアになった友人には色々助けてもらったり、このときその友人からLaTeXを教えてもらえたりしました。
年を開けたころにはレポート提出もしっかり済ませ、その学期の残りの半分で行うリサーチプロジェクトという必修実験科目のトピックも、微生物の実験グループと話し合って決まったので、あとは修了までの9か月を頑張っていこうという感じになっていました。
コロナがドイツでも猛威を振るい始めるのはそのリサーチプロジェクトの実験が終わったわりと直後、修士論文を始める4学期の前のことでした...。