窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

夏学期が終わりました… ドキドキのプレゼンテーション mothurと好熱菌

f:id:madonosotokun:20191210031741p:plain

 

12月に何言ってんだって思うのはわかります…。

ただ一つ理由がありまして…。

 

3か月ほど前にEcology and Bioinformaticsというコースのことについて触れていました。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

実はこのコースのプレゼンテーションが終わったのが今日だったんです。

遅くね?っていう話ですが、これが訳ありで…。

 

そもそもコース自体はちゃんと9月に終わり、10月に成績評価のために新一年生の前で10分間のプレゼンをするという風になっていました。

 

ところが当日、教授が風邪をひいてしまってプレゼンが延期になりました。延期して11月末になったんです。

ところが日程調整のためにさらに2週間延期され、結果もうすぐクリスマス休暇という今日にまで延期となりました。

実験が終わったのがおよそ2か月前。細かい部分まで覚えていないって…。

 

10分というと短く、話す分には楽なのですが、3週間やったことを10分に収めるとなるとパワーポイントのスライド作りも結構試行錯誤して、分かりやすく、かつ要点を抑えられるようにしました。(個人的にはしたつもりです…)

 

プレゼン内容の詳細は多分あまり言わない方がいいのでざっくりといいますが、ある場所に、どんな微生物、特に好熱菌(Thermophiles)がいるかというのを、調べるというものでした。

そこで使ったのがmothurというソフトウェアで、微生物の遺伝子(16S rRNA gene)から分類するというものでした。

 

今回のコースは考察というよりも、どのようにBioinformaticsのソフトウェアが機能するかを学ぶことが重点だったので、あまりプレゼンにも考察とかはありませんでした。レポートもなかったですしね。

ただ学部時代には触れていない分野のことなので、もっと経験が必要だなと思いました。

1月からは別な実験コースが始まり、mothurやDADA2、Rなんかを使うことになりそうです。(完全に理系の話です…)

 

緊張した10分間(9分とかで終わっちゃったかも…)とたじたじになりながらもどうにか乗り越えた質疑応答。

 

一緒に同じコースを受けていた友達や、コースの教授など「良かったよー」なんて言ってくれてかなり安心しました。いや本当に安心しました。優しい人たちばかりです。感謝しています。

 

このコースの成績ははたして年内にくれるか…?多分来年ですね。

今学期は別の実験コース(分析化学系)も終わり、そのレポートとプレゼンを準備しないといけません。

明日からまた進めていきたいと思います。昨日から風邪を少しひきました。