窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

帰省してました

4月末にウィーンであった学会に参加した後、5月はほぼ丸々日本に帰っていました。

おおよそ4週間の帰国でしたが、思った以上にあっというまに過ぎてしまいました。

 

去年も帰国出来ていたので、およそ9月ぶりの帰国です。こうやって一定的に1,2年ごとに一回しっかり帰国出来ればいいですね。(ずっと日本国外に入れればの話ですが...)

 

実家以外にも友人等に会ったりして、いろんなところに移動していたりしたので結局少しバタバタしてしまいました。一方で、研究の方はまったく手を付けておらず、それはそれで完全にリラックスできたので良かったと思います。

 

友人にはこの後どうするか聞かれたりしたんですが、そんなことはまだ全然わかりません。(一応ちゃんと研究室では話してはいるのですが...)

 

滞在中は学部時代の大学にも行き、卒業論文の指導教官と昼ご飯を食べに行ったり、夕方は在校生の人たちを前にちらっと留学について話したり(思ってたより人が来てた...)、夜ご飯は学生のころから仲の良かった国際交流担当の先生と、留学に興味のある学生と食べに行きました。大学もところどころ変わった部分がありましたがとにかく懐かしかったです。

 

 

一か月の帰省を経て研究所に戻ってきて、今書いている論文を久々に見ると、まだまだ終わりがよく見えない現状にうわー...、ってなるのと同時に、無事にドイツに戻ってこれて安心、身が引き締まる思いもしています。

 

博士課程の終わりも見えてこなきゃいけない時期に入りかかってきていますが、しっかり一つずつ終わらせていこうと思っています。

 

どっちかっていうとエメラルドグリーンだった青い池

 

博士課程の時間が過ぎていくのにつれて

僕が博士課程を始めてからおおよそ2年半が経ちました。

始めた当初はコロナが流行した年ということもあり、いろいろと制限があったりもしましたが、最近はもうこれといった制限もなく、去年は学会などでドイツ国外での活動を行うこともできました。

 

その2年半を経て、僕はだんだんと自信を失って行っているというか、今後アカデミアの方に残っていくことに不安を感じてきました。

2本目の論文にてこずっている期間が長かったのが、現状一番の要因だと思います。一応緩やかに前進はしているのですが、論文のことを指導教官に話す前は終わりが近づいていると感じても、いざ話した後だとその終わりが遠ざかってしまう、そんな状況です。終わりがわからないんです...。

1本目の論文は博士課程を開始してから1年ちょっとで提出に至れたものの、その後の2本目の作業を開始してから同じくらいの期間が過ぎました。それなのにまだいつ提出できるかわからない状況です。今の感じだと、夏には提出したいんですが、それもどうなるか...。とにかくこの2本目の論文がどうにかなれば、かなり大きなハードルを乗り越えたことになると思います。

 

博士課程が終わった後も、まずはポスドクになってしばらくはアカデミアの方に残ろうかなと考えています。やっぱり実験とかは好きですし、データを得るのは(たとえそれがネガティブなデータだとしても)ワクワクします。

ただ、続けていくにつれて自力でやっていくことも増えていきますし、誰かの指導をするなんてこともやっていくとなると、自分にそんなことができるのかと、そんなことができるようなほど成長できているのかと悩ましく思います。その一方、アカデミアを最終的に離れるとしたら自分に何のスキルがあるのか...。なんだかネガティブな方、ネガティブな方へと考えが至ってしまっている今日この頃です。

 

そんなことを吐露するために今日は飲みに行ってきます。一応明日から新学期ということで、学期末に楽しもうじゃない。

嫌なことはいったん吐き出そう。ただ物理的に吐き出すのだけは気を付けよう...。

今月でブログを始めて4年

2019年の3月27日にこのブログを開設したようなので、今月で4年が経つようです。

 

アーカイブを見てみると、2019年は77回ブログを書いたようで、2022年の18回と比べると、めちゃくちゃ更新しとるやん、と思ったりもします。

割と日記みたいなことも書いてあったりして、その分更新回数も多かったわけですが、そろそろ古い内容のものは更新・削除していこうと思っています。

 

一応は留学をメインに据えてダラダラとブログを書いているので、僕がドイツに(または日本国外に)いる限りは更新は少ないですが続けていこうと思っています。

 

 

今年の予定(確定した)は4月にウィーンで学会があり、5月に日本で休暇を過ごし、10月に雇用契約とビザが切れることになっています。

日本滞在は一応博士論文もちょっと進めたいと思っていますが、基本的にはとにかくダラダラ過ごそうと思っています。家族や友人にも会えるので。

 

そんでもってあと半年ぐらいで切れる雇用契約

指導教官と話していますが、今のところ確定しているものはないです。とりあえずどうにかします。

 

更新頻度は少ないですが、今後ともよろしくお願いします。

(明日のドイツ語試験頑張ります)

マルメにも行ってきました

コペンハーゲンに旅行する際、スウェーデンのマルメにも日帰りで観光してきました。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

コペンハーゲンからマルメまで、列車で40分程度で行けたと思います。パスポートチェックはされませんでした。ランダムでやっているときがあるんだと思います。

 

エーレスンド海峡とエーレスンドリンク

ターニングトルソ(とLidl)

マルメ城

マルメ市庁舎

マルメ中央駅

 

この日はあんまり雨に当たらずに過ごすことができました。

 

今回のコペンハーゲン+マルメ旅行はこれといったトラブルもなく、いったん研究から離れてゆっくり過ごすことができました。

またいつかどうにか旅行できたらいいなと思っています。できたらアイスランドクロアチアに行ってみたい...。

コペンハーゲンに行ってきました

先月のドイツ語試験が終わってから数日、デンマークコペンハーゲンに行ってきました。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

2018年秋に修士課程のためにドイツに来て以来、初めてのドイツ国外の旅行でした。

そもそもありがたいことに旅行ができるぐらいにはお金が貯められているということで...。

 

ベルリンからはハンブルク経由でコペンハーゲンに行けます。

旅行中唯一、ドイツからデンマークに入る際にパスポートチェックがされました。ちょっとドキドキしました。

 

 

ホテルは中央駅のすぐの場所に取りました。観光地も結構駅やホテルからも近く、徒歩で全部を周ることができました。

 

SMK ナショナルギャラリー

ローゼンボー城

人魚姫の像

ラウンドタワーからの景色

デビッドコレクション

 

ここに写真を載せていないものも含め、いろいろ見て歩くことができました。

タップハウスというパブ(?)が、コペンハーゲン市庁舎の割と近いところにありました。2回行ったのですが、それぞれビールのラインナップ異なっており、いくつかはハッピーアワーで半額になっていました。かなりいいとこでした。

 

 

デンマークはキャッシュレスが進んでいるということで、今回の旅行では一切現金を使うことなく過ごすことができました。支払いはすべてSparkasseのMaestroカードで済んだので楽でした。ただ最初はちゃんと全部カードで払えるのかちょっとドキドキでした。ユーロしか持っていなかったので...。(デンマークデンマーク・クローネです)

 

そんなコペンハーゲン旅行でした。きれいな街並みで、行けてよかったと思います。