最近は更新が月1,2回となりました。ご無沙汰しております。まどのそとです。
今回は人生初となった大学院での英語による試験について書いていこうと思います。
前回の記事ですでに1つの試験の結果を出しました。この科目が本当に大変だった...。
それでも残りの5つもそれなりに、いろいろと大変だったんです。
僕が所属していたコースには、学生が自由に使える部屋が大学内にありました。ほかのコースの人も入っていいと思うのですが、その部屋というのが一つの研究グループが使っている階の真ん中に位置していたため、基本的にはほかのコースの学生が来ることはないところでした。
そこにはテスト2,3週間前から友達と入り浸っていました。一緒に勉強して、どういう問題が出そうとか、この問題の答えはこんな感じかな、なんてことを話していました。
ほかのコース、大学ではどうかわかりませんが、僕のコースには過去問というのが受け継がれていたため、それを結構頼りにしていました。あとは各授業の最後の週はwrap up sessionとしてこれまでの授業の振り返りや、教授直々にテストがどんな感じかを話していたので、ここらへんをベースに勉強していました。
日本の大学とさして変わらないかなと思います。
で、試験期間に至り、人生初めての英語での試験は必修科目の微生物系の試験でした。
実は、僕は講義期間中、この科目で2回プレゼンを行ったため、試験前に10点すでにもらっている状態でした。
1回のプレゼン(5点)をしたのが多分5人ぐらい、で、たぶん僕だけ2回やって10点もらってるわけです。他20人ぐらいはプレゼンをしていなかったわけですが、とにかく点数が欲しかったんです。
この試験の前はものすごい緊張しました。びっくりするぐらいわからなかったらどうしようとか。でも、始まってみて、答えられるような内容だったので徐々に落ち着いて進めていくことができました。
あらかたすべてを埋めて、再度答案を確認していたのですが、割と配点の高い計算問題に不安を感じていまして。1回出した答えがどうも中途半端な数字になり、「こんな数字で会ってるのか?」なんて思って、後回しにしていたのですが、案の定途中で間違えていることに気づき、解き直しへ。
で、ドイツに(ほかの国も?)留学したことのある人はわかるかもしれませんが、答案は必ずボールペンなんですね。
で、その答えを真ん中にでかでかと書いたわけですから、全部ぐちゃぐちゃっと線を引いて消して、用紙の端っこに小さい字で新しい答えを書いたわけです。
試験中、静かで大きな講義室にボールペンでガリガリと音が鳴る...。
なんてことを試験後に、少し離れた席で試験を受けていた友達に話したら、「お前だったのか」なんて風に言われました。はい、僕です。
この試験が確か午後4時あたりに終わったので、そのあと友達とビールを飲みに行ったのを覚えています。
もう一つの必修、統計学の試験は計算問題と選択問題、記述問題からなっていました。
別の選択科目、後でも出てくる水処理系の試験も同様に計算問題、選択問題、記述問題からなっているのですが、この選択問題というのが結構曲者でした。
というのも、この選択問題、あっているものをすべて選択せよというもので、完全回答のみ点数をくれるというものでした。
しかも、選択肢すべてが正しいこともあれば、すべて間違っている(この場合は解答用紙に何も書かない)ということもあり、かなり厄介でした。
別の選択科目、環境化学系の試験はとにかく歴代の過去問をめちゃくちゃ頼りにしました。全部記述式で、とにかくほぼ丸暗記状態でした。
もう一つの選択科目、地質学系の科目は、5,6人でグループを組んで、コースの先生と口頭試験をやるというものでした。(試験の結果はグループメンバー全員が一緒)
結果、無事にすべての科目を合格することができました。
(結果の詳細は過去のブログで書きました)
水処理の試験はたしか月曜日に会って、「よし、週末に集中して勉強しよう!」なんて計画を立てていたのですが、その週末、どういうわけかめまいがして、座って勉強するのも1時間が限界で、大変でした...。2回目の試験で点数を上げることに成功しました。
後半部分は早足になってしまいましたが、とりあえず1学期目は無事に乗り越えることができ、春休みを安心して過ごすことができました。友達と飲んだり遊んだり、楽しかった。
が、思えばこの春休みが修士課程最初で最後の(心にゆとりのある)長期休暇となってしまうのです…。
次回は2学期のことについて書いていこうと思います。