窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

新しいコースのはじまりはじまり~

9月の最初の月曜となりました。

 

ちらほらブログでも書いてきましたが、大学自体は夏休み期間であるものの、登録していたコースが始まりました。9月の1週目から3週目まで、平日は毎日みっちり組み込まれています。

"Ecology and Bioinformatics"というコースで。バイオインフォマティクスですよ。微生物関連は好きなものの、情報系は滅法弱い僕がしっかりバイオインフォマティクスを学ぶという不安しかない状況でした。

 

先学期(4月から8月まで)にも微生物実験のコースの中に2回ほどパソコンを使った内容もありましたが、初心者の僕にとってかなり難しく感じたものでした。

 

今日はBashというコマンド言語についてでしたが…、この先が思いやられる…、といった感じです。

教授は「このコースが終わったらCVに書けるぐらいのスキルは身につくよ!」とは言っているものの不安です。

 

ただ前回の微生物実験に比べると、今回は7人(環境微生物の成績上位順)しか受講できないものなので、教授+ポスドクと学生の数の差が少なく、手厚く教えてもらっているのでありがたいです。

(若干「自慢か?」みたいな感じでうざいと感じた人もいるかもしれませんが、たまにはちゃんとやってるっと所を示させてください…)

午前中3時間みっちり講義を受け、昼ご飯を食べたら午後からは各々学生が決めていたトピックに関して、スーパーバイザーのポスドクやPhDの人たちと実験を始めていきます。

 

僕は今日は今後の実験のスケジュールに関する話し合いとちょっとした準備ぐらいで終わりましたが、「これ読んできてー」と言われた論文やプロトコルを、今も読んでいる最中でした。

 

話は少し変わりますが、僕のマスターのコースはざっくりいうと「微生物」と「分析化学」がメインで、一応ほかにも「化学全般」と「工学系」も修士論文で取り組むことができます。

僕は一応微生物側の学生ですが、この微生物の研究室も3つあり、3人の教授がそれぞれの研究室の長です。

この研究室をまたざっくりと分類するのであれば、Dry Labメイン、Dry LabとWet Labの両方、Wet Labメインという風に分かれます。

今回の"Ecology and Bioinformatics"を担当している2人の教授はDry Labメインの研究室の教授とWet Lab・Dry Labの両方をやっている研究室の教授です。

 

僕のトピックは両方にかかわっている研究室の方で、プログラミングだけでなく、ちゃんと実験もやったりします。(僕個人的には実験系がある研究の方が好きです。)

ちなみにHiWiもこの研究室でやっています。

HiWiに関しては以下のブログで。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

とりあえず初日しか終わっていませんが、教授曰く、今日がコース全般で「一番しんどい日」だったようなので、まあ一応良しということで。

 

今日は久々に7時に起きましたが(8月は学生らしい生活リズムでした)、しばらくは7時起きが続きそうです。

もうすこしプロトコルとかを読んでから今日は寝たいと思います。

ではでは。