窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

ドイツの学費について 各州の学費と社会負担費を調べてみました(基本無料だけども注意点もアリ!) Part 2

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昨日に引き続き、ドイツ各州の学費と社会負担費を調べました。

もしPart 1を見ていなければ、そちらの方もどうぞ。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

Part 1同様、1€ = 125円で換算しています。

今回は6州について書いていきます。

 

 

6. ハンブルク州 (University of Hamburg、ハンブルク大学、世界大学ランキング: 135位、ドイツ国内: 14位)

 

わずかに例外はあるようですが、基本的にこの州でも留学生も学費は無料です。

社会負担費は335.6€ (約42,000円)で、セメスターチケットによりハンブルク市内の公共交通機関が無制限で使用できるようです。

 

 

7. ザクセン州 (TU Dresden、ドレスデン工科大学、世界大学ランキング: 151位、ドイツ国内: 17位)

 

この州はニーダーザクセン州同様、正規の学期数を超えて勉強することになると以降学期ごとに500€ (62,500円)を払わなければいけないようです。

あとは"remote study course (通信制のことでしょうか??)"だと各学期100€ (12,500円)かかるなどがありますが、基本的には学費は無料らしいです。

社会負担費の方は276.4€ (35,000円)で、セメスターチケットはザクセン州内をカバーしているようです。

 

 

8. シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州 (University of Kiel、キール大学、世界大学ランキング: 201-250位、ドイツ国内: 23位)

 

こちらの州でも学費はありません。

社会負担費は118.5€ (約15,000円)で、キール市内周辺の公共交通機関を使用できるようになります。

 

 

9. ブランデンブルク州 (University of Potsdam、ポツダム大学、世界大学ランキング: 201-250位、ドイツ国内: 23位)

 

この州も学費はありません。

社会負担費は280€ (35,000円)で、セメスターチケットによりポツダム及びベルリンの公共交通機関を利用できます。

 

 

10. ヘッセン州 (Goethe University Frankfurt、ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン、世界大学ランキング: 251-300位、ドイツ国内: 28位)

 

この州も学費無料です。

社会負担費は366.21€ (約46,000円)で、セメスターチケットはヘッセン州内の公共交通機関を利用できます。

 

 

11. ラインラント=プファルツ州 (Jahannes Gutenberg University of Mainz、ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ、世界大学ランキング: 251-300位、ドイツ国内: 28位)

 

この州も学費が無料で、社会負担費は現在319.15€ (約40,000円)となっています。

セメスターチケットは州全体ではないですが、隣の州のフランクフルトやフルダなどにも行けるようです。(なんという地方に入るのかよくわかりませんでした…)

 

 

今日はドイツ6州の学費・社会負担費を調べてい見ました。

Part 1で書き忘れていましたが、セメスターチケットで州内の公共交通機関を利用できるといくつかの州で紹介していますが、IC、EC、IECといった特急列車は使用できないので注意してください!また、その他の列車でも1等席には座れないのでこれも注意を。

 

残る5州はPart 3にて紹介したいと思います。