窓の外のドイツ留学

ドイツ大学院留学のブログです。ドイツ大学院修士課程を修了し、ドイツで博士課程に在籍しています(四年目)。

僕のIELTSのスコアの変遷を紹介 留学のための英語の試験勉強をしている人へ

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明日は一応試験があります。

ただこちらは既に単位が確定しているので、気持ちは楽ですし、やることはやったかなって感じなのでまったりしています。

 

さて今日は僕が今までに受けてきたIELTSの結果について紹介したいと思います。

 

僕個人的な意見ですが、下手な鉄砲みたいな感じでIELTSを受けるのはどうなのかなって思っていて(まして学生だったのでお金もなかったので)、頻繁に受けるとかはせずに、一回々々に賭けていました。

そんなわけで今までに受けた回数は3回です。

 

その一覧がこちら

 

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1回目は1年間のドイツ交換留学の前でした。

それまではTOEICしか受けたことがなく、WritingやSpeakingの練習は少なかったものの、自分の現状を知るために受けていました。

 

このころはまだ色々あって大学院留学をするかどうかかなり迷っている時期でした。

 

Speakingの4.0について覚えているのはもうとにかく喋れなかったということ、ましてそれによって「どうしようどうしよう」っていうコミュ症を遺憾なく発揮していました。

Readingはとにかく時間が足りない。確かSection 2とかが終わったあたりでもう殆どタイムアップみたいな感じだったと思います。

 

なんとも微妙なスコアでしたがドイツに行き、紆余曲折がありましたがその1年間でドイツの大学院に正規留学をするのを決心しました。

そこで留学から帰ってきて2か月ぐらい経ってから再びIELTSを受けました。大学院留学を決心していたので、そのために大学が要求しているOverall 6.5が目標と既に設定されていました。

 

それにもかかわらず結果は5.5と惨敗。

ひどい話ですね。1年いて0.5しか上がることはなく、さすがに結果を見てすぐは「大学院留学できるんだろうか、していいんだろうか?」なんて悩みました。

 

僕と同時期にカナダに語学留学をしていた友人はその1年間でIELTS 6.5を余裕で達成していました。彼は英語だけでなく物事に対しての向き合い方に対してなどとにかく尊敬しています。そんな彼と比較して、不安になっていました。

 

でもやっぱり留学はしたくて、次の試験で必ず6.5を取ろうと決心しました。試験日を2回目の試験の半年後に定めたのは、DAADの奨学金の応募の締め切りの関係もあったから先延ばしできなかったというのもありましたが、やっぱり次で決めようっていう気持ちが大きかったです。

 

そんなわけで大学の英語圏出身の英語の先生2人に「WritingとSpeakingの練習に付き合ってほしい」とお願いして、半年間みっちり勉強しました。

 

そして3回目に無事Overall 6.5を達成しました。

正直なところ厳密な平均は6.25ではありますが、無事目標を達成できた時は安心してちょっとウルッときました。

 

コミュ障でありながらこの3回でSpeakingが2.0上がったのは(1回目がひどいというのもありますが)、一応上達してきているのかなって感じました。Writingも1.0スコアが伸びました。

Readingは学部4年生になって研究室に所属し、自ら英語論文とかを頻繁に読むようになったからか飛躍的に上がりました。

Listeningは2回目から3回目の間に変化がなかったのは痛いです。

 

後のDAADの奨学金については、書類は受かったものの、面接で落ちてしまいました。またそのうちこのことについても書きたいと思います。

 

どうにかこうにかドイツの大学院に留学をしていますが、僕はやっぱり所謂できる人ではないと思います。普通の人がこなすのにかかる時間以上に時間を必要としますが、コツコツとやってこれたのは良かったかなって思います。

 

このIELTSの結果を持っている自分が大学院でやっていけてるのかという話は下のブログで書いています。

 

madonosotokun.hatenablog.com

 

精神的な弱さみたいのは今なお治ってはいないですが、どうにかこうにかそんな陰キャでも今のところどうにかやっていけています。

 

正規留学を考えている人に言えることは、今はIELTSやTOEFLなどのスコアで伸び悩んでる人でも、留学を"本気で"考えている人はそれを超えられるということです。(僕は最低ラインぎりぎりだったので、これを僕が言うのはちょっと恥ずかしいですが…)

 

夢や目標に向かって頑張ってください。

ドイツ版NHK ← これはぶっ壊されないと思う

参議院議員選挙が日曜日に開票されましたね。

 

その中でも話題となった一つに、NHKから国民を守る党が一議席を獲得したというものがあると思います。

 

僕は申し訳ないのですが、投票をすることができませんでした。ちゃんと手続きを事前にしておけばデュッセルドルフでも投票ができたようですが、試験もあってそんなことつゆ知らずでした。

 

日本ではそれなりに議論となっているNHKの料金支払いですが、ドイツにも日本のNHKのようなものが存在します。

それがARD、ZDF、Deutschlandradioです。

 

ARD (Arbeitsgemeinschft der öffentlich-rechtlichen Rundfunkanstalten der Bundesrepublik Deutschland、ドイツ公共放送連盟)、ZDF (Zweites Deutsches Fernsehen: ドイツ第2テレビ)はドイツにある公共放送局で、Deutschlandradioはラジオ局です。

 

NHKの場合、「テレビがなければ払わなくていい」、「ワンセグがあるから料金を払わないといけない」、「NHKは見ないから払う必要はない」、「パソコンでもNHKを見ることができるから料金を支払ってほしい」などなど、線引きがあいまいで、その集金方法も人としていかがなものか、というのがあるのでここまで議論になっています。

 

しかし、ドイツのこれら公共放送局は「ドイツに居を構える限り、料金を支払わなければならない」というルールで、ようするにテレビがあろうがなかろうかドイツに住んでるなら料金を払ってください、というシステムです。

 

日本人におけるお金を払うまでの流れですが、長期滞在者はドイツに入国後、各々の街で住民登録(Anmeldung)を2週間以内にしますが、これにより公共放送局の方に新居住者の情報が渡るようです。

その後しばらくすると、放送局の方から手紙が来るので、そこに一緒に牌いている申請用紙に必要な情報を記入して、支払いが開始されます。

 

僕の場合、不思議なことに9か月ぐらい経っても手紙が来ず、今後問題になってほしくないのでしぶしぶ自分からインターネットで申請をしました。去年9月から今年8月分までの1年分でなんと210€(およそ2万6000円)もしました。

 

1年で210€と書いたので、逆算すればわかってしまいますが、この料金は現在月17.5€(およそ2000円)です。

いくつか例外はありますが、基本的に留学や仕事でドイツに来た日本人はこれを払うことになると思います。

 

ドイツの公共放送料金は完全に規定がはっきりしているので、ぶっ壊されることはないと思います。NHKもぶっ壊されるのはなかなか難しいと思いますが…。

 

これと関連して、9月の生活費が確定したらドイツの生活費に関するブログを書くと思うので、これももう少しお待ちください。

いったんここで自己紹介

昨日のブログでも書いたように総アクセス数が1000を超えましたので、今一度、僕について自己紹介をしていきたいと思います。

 

名前: まどのそと (実名は今のところ公開しないです)

出身: 北海道の田舎 (人口は今僕が在籍している大学の学生数より少ないです)

高校まで出身地、大学も北海道でした。

理系 (微生物・化学系の専攻です)

現在のドイツの大学院: NRW (ノルトラインヴェストファーレン州)にある大学に在籍しています

 

英語: IELTS 6.5 (おととし)、TOEIC 860 (3年前)

ドイツ語: B2 (非公式の証明書しかないのでそのうち公式試験を受ける予定です)

初めて受けたTOEICは340点とかだったと思います。高校あたりまでは特に英語の勉強にやる気があったわけではありませんでした。

 

初海外は19歳の時、3週間ほどドイツメインで大学のプログラムで行きました。←これが結果的に今の状況につなげられた一歩でした。

学部3年生の時に1年ドイツの大学に留学していました。(今いる大学とは別の大学です)

 

身長と体重: 性別・年齢別でみると平均身長より20 cmほど高く、平均体重より5キロほど少ないです。かなり痩せています。

趣味は音楽、映画、ビリヤードもたまにやります。

北海道コンサドーレ札幌が好きです。

 

そんな感じです。

質問があればコメントしていただけると嬉しいです。

音楽のブログの方もぼちぼち再開していきたいと思います。

ドイツ大学院生の雑談 + このブログは…

前回の試験で精神的に来るものもありましたが(僕は蚤の心臓の持ち主です…)、今日で"2学期目の授業の1回目の試験"が終了しました。

 

今日は地球微生物学/衛生学の2つの授業がそれぞれ50点配点されている複合タイプの試験でした。こちらの方はさすがに単位を取れる点数は取れているはずです。

 

ともあれ3つの試験が終了しました。

先学期の試験数より半減したため軽く見ていた節があったのでしょう。今回はうまくスケジュールをたてられなかったのが結果に影響しました。というか2番目の試験「安定同位体分析」メインの問題です。その試験の結果が出るまであまり心臓によろしくない日々が続きそうです…。

 

そうはいっても来週には"1学期目の授業の2回目の試験"が予定されているので、まだ完全に終わったわけではありません。というか、夏休みもいろいろと課題があるので、春休みのようにゆっくりはできなさそうです。

 

 

試験期間中は「ドイツ大学院生の雑談」という形で試験期間中の心境みたいのを、試験勉強中に一人でいるとどうも精神的に不安定になるので気を紛らわすために書いていましたが、この合間に…

 

ブログを開設してからの総アクセス数が1000を超えました。

 

ありがとうございます。

稚拙な文章による個人の日記みたいなもので、お恥ずかしい部分も多々ありますが、読者の方も現時点で17人もいます。

約4か月で1000アクセスが早いのか遅いのかよくわかりませんが、読んでいただける方がいてくれているので、わずかながらでも意味はあるのかなと思うことができています。

 

一度このブログについてまとめてみると、このブログは、

 

北海道の田舎に生まれた、19歳まで何一つ海外と接点がなかった自分が、どうにかドイツ大学院留学(理系)に来れているので、ドイツの生活や情報、僕自身の心境

 

などを綴っています。

 

コンセプトといえるほど、しっかりしたブログではないかもしれませんが、海外に興味がある方に少しでも情報を共有できればと思っています。

最悪、反面教師となってしまっても構いません。

 

これからも地道にブログは続けていくはずなのでよろしければ今後も見て行ってください。

 

質問やコメントも募集しています。

 

何かこういうことについて書いてほしいというものがあれば、それに沿った内容のブログを今後書いていければと思っています。

 

音楽に関するブログの方も開設していますので、そちらの方もよろしければ。

 

今後ともよろしくお願いします。

ドイツ大学院生の雑談 やってしまったか…?

今日の試験はかなりまずいです。

 

火曜が山場だと言っていたのに、これは予想外だった…。

試験開始からすぐに、「おぅ、まじかよぅ…」という感じになり、焦りから手が震えました…。

 

この試験ばかりはどうしても自分だけが原因ではないような気もしますが、とりあえず合否がどうか、単位が取れるかどうかを見るまでは待ちましょう…。

いずれにせよ9月の2回目の試験で取り返すしかないようです。

 

月曜日が今学期の講義の最後の試験「地球微生物学/衛生学」です。

不安症で苦しい日が再発しそうです。

どうにかしないと、どうにかしないと。